学術情報 -Asthma Flash-

本誌は、呼吸器科領域のインパクトファクター上位の雑誌や総合誌の中からシュプリンガー・ヘルスケアが公正中立の立場で喘息に関連した論文選択、翻訳等を含む作業全般を担っている医療関係者向けの資材です。
弊社は、医療関係者に有益な情報を提供することを通じて医療に貢献することを目的に本資材の提供を行っており、本資材作成にかかる費用を負担しています。
本資材には本邦における未承認の医薬品、効能・効果及び用法・用量等の情報が含まれる場合がありますが、これを推奨するものではありません。
本資材を受領される際には、以下の内容をご確認いただきたく存じます。
- 本資材に記載された薬剤の使用にあたっては、最新の電子添文をご参照ください。
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2022年07月
Asthma Flash Vol.22

NEWS 1:成人期における肥満発症に対する喘息の長期的影響:国際共同コホート研究ECRHS
Moitra S, et al. Thorax 2022 Apr 27;thoraxjnl-2021-217867. doi: 10.1136/thoraxjnl-2021-217867. Online ahead of print.- NEWS 2:幼少期の気道感染症と学齢期の肺機能低下と喘息について:欧州の小児15万例のメタ解析
van Meel ER, et al. Eur. Respir. J. 2022 Apr 29;2102395. doi: 10.1183/13993003.02395-2021. Online ahead of print. - NEWS 3:高齢喘息患者における吸入ステロイド治療と遺伝子変異の関連
Wang AL, et al. Thorax 2022 May 2;thoraxjnl-2021-217674. doi: 10.1136/thoraxjnl-2021-217674. Online ahead of print.
2022年06月
Asthma Flash Vol.21

NEWS 1:喘息コントロール良好または軽症の場合、COVID-19による入院や死亡のリスクは高くない
Dolby T, et al. Thorax 2022 Mar 30;thoraxjnl-2021-218629. doi: 10.1136/thoraxjnl-2021-218629. Online ahead of print.- NEWS 2:小児期の持続性喘鳴の既往を有する成人喘息患者ではライノウイルス曝露により特異的な生体分子的変化を示す
Chang EH, et al. J. Allergy Clin. Immunol. 2022 Mar 31;S0091-6749(22)00440-7. doi: 10.1016/j.jaci.2022.03.020. Online ahead of print. - NEWS 3:早期かつ重症の小児喘息ではCDHR3とGSDMB間の相互作用が認められる
Eliasen AU, et al. J. Allergy Clin. Immunol. 2022 Apr 2;S0091-6749(22)00439-0. doi: 10.1016/j.jaci.2022.03.019. Online ahead of print.
2022年05月
Asthma Flash Vol.20

NEWS 1:重症喘息患者において、喫煙歴は好酸球性炎症・活性化、気道の自己免疫およびステロイド反応性と関連する
Klein DK, et al. Eur. Respir. J. 2022 Mar 2;2102446. doi: 10.1183/13993003.02446-2021. Online ahead of print.- NEWS 2:生理学的検査で評価される末梢気道病変は喘息コントロールや増悪と関連している
Kraft M, et al. Lancet Respir. Med. 2022 Mar 2;S2213-2600(21)00536-1. doi: 10.1016/S2213-2600(21)00536-1. Online ahead of print. - NEWS 3:大気汚染物質への曝露は喘息症状スコアの上昇と関連する
Keirsbulck M, et al. Thorax 2022 Mar 2;thoraxjnl-2021-218344. doi: 10.1136/thoraxjnl-2021-218344. Online ahead of print.