医療関係者の皆様と杏林製薬をつなぐ医療情報サイト キョーリンメディカルブリッジ

現在地はキョーリンメディカルブリッジ トップの中の製品情報の中のフルティフォーム.jpの中の疾患情報|<喘息関連ガイドライン>喘息予防・管理ガイドライン2015(抜粋)です。

  • 喘息関連ガイドライン
    • 喘息予防・管理ガイドライン2015 (抜粋)

喘息予防・管理ガイドライン2015(抜粋)

喘息予防・管理ガイドライン 改訂のポイント<動画>を見る

未治療の臨床所見による喘息重症度の分類(成人)

重症度*1   軽症間欠型 軽症持続型 中等症持続型 重症持続型
喘息症状の
特徴
頻度 週1回未満 週1回以上だが
毎日ではない
毎日 毎日
強度 症状は軽度で
短い
月1回以上
日常生活や睡眠が妨げられる
週1回以上
日常生活や睡眠
が妨げられる
日常生活に制限
    しばしば増悪 しばしば増悪
夜間症状 月に2回未満 月に2回以上 週1回以上 しばしば
PEF
FEV1*2
%FEV1
%PEF
80%以上 80%以上 60%以上80%
未満
60%未満
変動 20%未満 20~30% 30%を超える 30%を超える
  • *1いずれか1つが認められればその重症度と判断する。
  • *2症状からの判断は重症例や長期罹患例で重症度を過小評価する場合がある。呼吸機能は気道閉塞の程度を客観的に示し、その変動は気道過敏性と関連する。%FEV1=(FEV1測定値/FEV1予測値)×100、%PEF=(PEF測定値/PEF予測値または自己最良値)×100

コントロール状態の評価

  コントロール良好
(すべての項目が
該当)
コントロール不十分
(いずれかの項目が該当)
コントロール不良
喘息症状
(日中および夜間)
なし 週1回以上 コントロール不十分の
項目が3つ以上
当てはまる
発作治療薬の使用 なし 週1回以上
運動を含む活動制限 なし あり
呼吸機能
(FEV1およびPEF)
予測値あるいは
自己最高値の80%以上
予測値あるいは
自己最高値の80%未満
PEFの日(週)内変動 20%未満*1 20%以上
増悪(予定外受診、
救急受診、入院)
なし 年に1回以上 月に1回以上*2
  • *11日2回測定による日内変動の正常上限は8%である。
  • *2増悪が月に1回以上あれば他の項目が該当しなくてもコントロール不良と評価する。

喘息治療ステップ

  治療ステップ1 治療ステップ2 治療ステップ3 治療ステップ4







吸入ステロイド薬
(低用量)
吸入ステロイド薬
(低~中用量)
吸入ステロイド薬
(中~高用量)
吸入ステロイド薬
(高用量)
上記が使用できない場合は以下のいずれかを用いる


LTRA
テオフィリン徐放製剤
※症状が稀なら必要
 なし
上記で不十分な場合に以下のいずれか1剤を併用

LABA
(配合剤使用可*5
LTRA
テオフィリン徐放製剤
上記に下記のいずれか1剤、あるいは複数を併用

LABA
(配合剤使用可*5
LTRA
テオフィリン徐放製剤
LAMA*6
上記に下記の複数を併用

LABA
(配合剤使用可)
LTRA
テオフィリン徐放製剤
LAMA*6

抗IgE抗体*2,7
経口ステロイド薬*3,7
追加
治療
LTRA以外の
抗アレルギー薬*1
LTRA以外の
抗アレルギー薬*1
LTRA以外の
抗アレルギー薬*1
LTRA以外の
抗アレルギー薬*1
発作
治療
*4
吸入SABA 吸入SABA*5 吸入SABA*5 吸入SABA

ICS:吸入ステロイド薬、LABA:長時間作用性β2刺激薬、LAMA:長時間作用性抗コリン薬、
LTRA:ロイコトリエン受容体拮抗薬、SABA:短時間作用性β2刺激薬

  • *1抗アレルギー薬は、メディエーター遊離抑制薬、ヒスタミンH1拮抗薬、トロンボキサンA2阻害薬、Th2サイトカイン阻害薬を指す。
  • *2通年性吸入アレルゲンに対して陽性かつ血清総IgE値が30~1,500IU/mLの場合に適用となる。
  • *3経口ステロイド薬は短期間の間欠的投与を原則とする。短期間の間欠投与でもコントロールが得られない場合は、必要最小量を維持量とする。
  • *4軽度の発作までの対応を示し、それ以上の発作についてはガイドラインの「急性増悪(発作)への対応(成人)」の項を参照。
  • *5ブデソニド/ホルモテロール配合剤で長期管理を行っている場合には、同剤を発作治療にも用いることができる。長期管理と発作治療を合せて1日8吸入までとするが、一時的に1日合計12吸入まで増量可能である。ただし、1日8吸入を超える場合は速やかに医療機関を受診するよう患者に説明する。
  • *6チオトロピウム臭化物水和物のソフトミスト製剤。
  • *7LABA、LTRAなどをICSに加えてもコントロール不良の場合に用いる。

喘息長期管理の進め方

喘息長期管理の進め方

  • *治療ステップ3以上の治療にもかかわらずコントロール不良の場合は専門医への紹介が推奨される。

日本アレルギー学会 監修:喘息予防・管理ガイドライン2015, 協和企画

ページトップへ戻る

杏林製薬株式会社は、「COPD啓発プロジェクト」に参画しています。

会員サイトへログイン