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ドクターサロン
ドクターサロン69巻2025年6月号
ドクターサロン
DOACの使用期間
所沢ハートセンター不整脈科部長
谷口 宏史 先生
DOACの使用期間についてご教示ください。
心房細動のために2016年と2019年にカテーテルアブレーションを受けています。2021年に再発のためカルディオバーションを行い、以後、洞調律が続いています。DOACは中止してもよいでしょうか。
広島県開業医
CKDの管理
筑波大学医学医療系腎臓内科学准教授
斎藤 知栄 先生
高齢化とともにCKD(慢性腎臓病)やDKD(糖尿病関連腎臓病)が多くなっており、eGFR40~45前後で腎臓専門医に紹介しています。普段から減塩や塩分の過剰摂取の注意程度を行っていますが、一般医にもできる腎臓専門医のCKDに対しての治療・指導についてご教示ください。
福岡県開業医
Primary Lateral Sclerosis(PLS)
東京都立神経病院副院長
清水 俊夫 先生
Primary Lateral Sclerosis(PLS)についてご教示ください。
東京都勤務医
高齢者の梅毒検査
札幌医科大学医学部感染制御・臨床検査医学講座教授
髙橋 聡 先生
高齢者の梅毒検査についてご教示ください。
1. 入院時採血検査などで高齢者での梅毒定性検査が陽性の場合、症状の有無や病歴を確認のうえ、続けて定量検査を施行しています。定量検査の結果が低値であることが多く、陳旧性梅毒と判断していますが、陳旧性梅毒と断定するための具体的な基準値を知りたいです。
例えば、TPHA 78U/mL(5未満;基準値)、RPR法定量1.2R.U.(1.0未満;基準値)の場合は陳旧性梅毒と判断してよいのでしょうか。
2. 陳旧性梅毒と梅毒感染の既往はイコールでしょうか。梅毒感染は自然排除されないと考えておりましたが、この現象が起こる機序はどのようなものでしょうか。
3. 厚生労働省の無症状病原体保有者の届出基準として「カルジオリピンを抗原とする検査では“16倍以上またはそれに相当する抗体価”」と定められています。この定量検査は用手法なのでしょうか。
実臨床では自動化法での定量検査を施行しているのですが、「16倍以上またはそれに相当する抗体価」に相当する定量法での数値はいくらになるのでしょうか。
北海道勤務医
トコジラミ
兵庫医科大学皮膚科学教授
夏秋 優 先生
近年、海外からトコジラミが入ってきており、ホテルのみならず、一般家庭でも問題になっているようです。対策も含めご教示ください。
東京都勤務医
上咽頭擦過療法(EAT)
国際医療福祉大学東京ボイスセンター長
渡邊 雄介 先生
近年、新型コロナウイルス感染症の後遺症にも上咽頭擦過療法(EAT)が行われているそうです。対象疾患、実際の手技、効果判定法、副作用などについてご教示ください。
東京都勤務医
杏林シンポジア
眼科診療 昭和から令和への進歩(Ⅵ)
連載企画 知って楽しい「教養 」としての医学英語
第39回 「医療通訳」ってどんなもの?
国際医療福祉大学医学部医学教育統括センター教授
国際医療福祉大学大学院「医療通訳・国際医療マネジメント分野」分野責任者
日本医学英語教育学会理事
押味 貴之 先生